今日も一人。朝から恐ろしいほど寂しく、つらく、恋人に連絡を取る。本当は連絡を取るべきではないだろう。
名前のない家事という概念がフェミニズムの話でよく出てくる。例えばゴミ出しがいつだとか、冷蔵庫や掃除用品の在庫を管理するだとか、排水溝のネットを定期的に変えるだとか、ちょっとした日常のことを常に気にし続けることは、精神リソースが削られる割にないものとして扱われる。そしてそれらは気付く側、つまり女の役割だ。実はこれらがあまりできなくても一人暮らしはなんとか継続ができる。 彼は一人暮らしをしたら自分の言っていることを理解できるようになるだろうか。そもそも、彼が一人暮らしをするのは彼にとって良いこととなるのだろうか。
そして私はいつどこでどのような形で就職をすればいいだろうか。焦りばかりがある。
