20230703

午前中に熱海を出る。14時前に埼玉に着いて、親の買い物に付き合う。親の友達がたまたま近くに来ていて、車で地元まで送ってくれるらしく、16時まで一緒にいた。相変わらず結婚の話をしてくる。家に着いたら「さっきすごい疲れてたけどまさか妊娠した!?」とか言われて勘弁して〜になった。まあ結婚を反対してくるわけではないのでつらくはないが。家に着いてさっそく父親に話したらしい(!)、父親も特に反対してないとのこと。なんていうかすごいウワー!にさせてしまったな。これはしばらくうるさいぞ……!

今日は仕事のコミュニケーションのことについてちょっと考えてた。マネジメント職のコミュニケーションの目的はチームの生産性の向上にあるから、メンバーの得意・苦手・やりたいことを把握したり、様々な人が反対意見や分からない点を素直に言いやすいような環境を作ったり、フォローしつつ作業の分担範囲を拡大させたり、とにかく上から下まで失敗を恐れずのびのび積極的に仕事ができる状態にすることが大事だと思う。だから挑戦したこと自体を讃えたり、意見を誘導しないようにしたり、褒めたり注意する場合にも相手を評価するようなニュアンスがのらないように気をつけたりしてる。あと何を言われてるか気にならないように全員オープンな場で話したりとか。とにかくかなり「呪い」をかけることの防止に力を入れる必要がある。最近では特に「心理的安全性」という概念が流行っている気がするが、まあそういう方向性のチームビルディングを志向してる感じだね。昔から基本的にこういうコミュニケーションスタイルでやってきたからITのリーダーはかなり向いていたな。

でも忖度や交渉の世界で生きてる人たちとかはそういうスタイルの対人能力をコミュニケーション能力とはみなさないだろうな。そう思うと各業界でリーダーシップの定義ってかなりバラバラだろうね。時には他人や自分たちに「呪い」をかけてまで結束力を高めるリーダーが必要な現場もあるだろうし。心理的安全性概念なんかはかなりホワイトカラー向けかつ裁量権の比較的大きい「考える」仕事に限られる気がするなー。みんなが空気を読まず怯えず意見をはっきり言うことが称揚されるような雰囲気作りが得意です!なんて 社会(?) っぽい場所だとむしろいらん能力だったりするしな。社会っぽい職業以外に人間のケアをする仕事もあるけど、そういう場での「呪い」を解くことを目的としたコミュニケーションともまた違うよね。自己開示は歓迎するがあまり内面的な部分に言及することはないというか。むしろ内面へ踏み込まないことで内面を守るというか。あなたの人格と仕事上の課題は完全に切り分けて考えています、反対意見を言ったり失敗することであなた自身を否定することは決してありません(またあなたもメンバーにそのように接しましょう)ということを繰り返し伝えていく必要がある。少なくとも「心理的安全性」を重視する方針ならね。もちろん心のケアをしないわけではない、個人的な悩みは聞くし仕事の調整もするが!というか、そういう個人の内面的な話を安心して打ち明けやすい状態の空気感に持っていくまでがリーダーの仕事って感じの意識か。なんにせよ管理者の役割をやる人はテキトーな性格の方がいいと思うがね。

 

カード会社から督促の電話が三本。またこの時期が来たな。