20230921

通院。

前回の通院では、医師から「傷病手当受給中に年金の診断書を書いたことがないので、年金事務所にまず確認してくれ」と言われた。確認したところ大丈夫だったと言うと、傷病手当の診断名が適応障害だから通らないと言われる。保険組合のサイトに病状が悪くなったなどで後から診断名を変えることができると書いてあったがそれでも無理かと尋ねると、診断名を後から変えるのは不正行為で違法、あなたはこちらを逮捕させたいのかと強く言われた。私としてはそのような意図はなく、手帳の3級は休職後に発達障害とうつでとったはずなので、悪化してうつということにはならないのかと聞くと、適応障害とうつというのは別々の病気であり悪化ではない、うつは仕事以外でもなる、適応障害で仕事ができないと申請したのだから変更はできないと言われる。では年金の診断書は、と聞くと、そもそも年金は診断が確定した人がもらうものだからあなたには書かないと言われる。

大変厳しくつらく、診察中に鼻水でびしょびしょになってしまった。実家で休むことを勧められ、母親は休ませてくれないと言ったが、日中活動をして生活を立て直さないといけないからそれでよいと言われる。実家では無職であることにある圧やうつへの無理解が酷く、苦しいので無理だと言うと、親はこう言おうと思っていたのでは、と好意的な解釈へ導こうと何度もしてきて、最終的に弟の自殺企図の話も出してまで説明をしたが、でも留年は許したんでしょう、その言い方は留年しても大丈夫だと励ましてくれた、それはそうと自殺企図を軽視するのはよくないけどねと言われ、絶望的な気持ちになった。正直、留年について怒られないからなんなんだよと思う。留年について怒らない家庭なら、私が大袈裟に言うだけで緩い環境だとでも思ってるんだろうか。実家に戻れば確実に精神は悪化する。借金している現状については悩みの種であり、障害年金は希望でもあったが、そんなことよりもはや、比較的精神病に理解のあるはずの仕事に就く人々の多くが自分の苦痛を汲み取ってくれないことが苦しい。自分を含め、うちの家庭の子供たちは、苦痛を隠して振る舞ったり、自分の苦痛を大したことではないと思い込む傾向がある。周囲を信じて理解してもらおうと決め、人に状態を話しても、私の親のように皆まともに取り合わない。口ぶりは優しかったり優しくなかったりだが、病気を治し仕事に就く努力をするように言われる。もう休んでいいという人間はそうおらず、いても努力を勧める人間や制度が障壁となる。主治医は、実家が無理ならばと生活リズムを整えるために入院を勧めてきた。入院するにも借金することになるんだろうがな。都内は遠くて通うのがしんどいので、埼玉の病院に転院すると話し、紹介状はいつでも書くと言われた。

病院の後は互助会メンバーの友達と顔合わせがあったのだが、苦しくて駅のベンチで頓服を2錠飲んだ。音楽を聴き目を瞑り20分ほど経ってから待ち合わせに行った。全員病人で、お互いの状況を話したりして限界だなーとなった。入院経験のある友達には入院すると治療が爆速で進むからいいよと言われた。それについてはかなりメリットがあるなと思った。頓服でしか治らない謎の身体症状の話をすると、うつ病でそのような人には会ったことがない、統合失調症の可能性とかは?と聞かれて、盲点だったなと思った。自分が統合失調症かもしれないなど考えたこともなかったが、実際に、幻聴、病識がない、何を買えば良いか分からず買い物ができなくなる、脳から全身に渡る激しい苦痛が起こる(症状的にはアカシジアに似ているが、投薬していない時期にも起きていた)、など、微妙にそれらしいエピソードもあり、可能性を真剣に検討する必要があると思った。初診の病院では統合失調症かもしれないと言われていたが、それが本当に嫌だったため、長年無意識に可能性から除外していた。しかしもはや病名が何であれ、合う薬があるかもしれないならはやく楽になりたい。発達でもうつでも統失でも、どうせ同じ病気の人みたいに助かることはないだろうしな。

夜も調子が悪く頓服をさらに2錠飲んだ。平日なのに恋人にずっと苦しい話をしてしまった。自分自身の感情の話など本当はしたくないが、取り繕えもしない。無防備なところを曝け出している気持ちになる。状況が悪くなり続け、嫌な想像もしてしまう。結局のところ自分は病人で、今後も思うように治ることもできず、支援もされず、恋人が耐えられなくなるような負担をかけたり、うんざりさせてしまったりするのだろうとか。不安を恋人に伝えると、ずっと一緒にいたいと言ってくれて、たくさん優しい言葉をかけてくれた。私はそれを真実だと思っているし、なおかつ真実であると信じるべきことだと思う。もちろん、私は自分の病気が原因で相手が離れることを"見捨てた"と表現するほど子どもでもないし、現実的に仕方のないことで離れる必要が出てくることもあると思うが、今は幸せになることを考えたい。