20240207

ブログを書いていない。生活のログは残している。紙媒体で出来事を箇条書きで綴っている。デジタルの方が検索性は高いが、紙は一覧性が高い。また、とっさの出来事は紙の方がメモしやすい。前回の通院時、メモを見ながら主治医と話した。それについて「記憶が保ちませんか?」と聞かれ、思い出しながら話すのが難しいため参照していると返答した。だが実際、言われてみると、自分自身についての記憶(特に感情・感覚にまつわること)はまるで保たれていない気がする。自分に連続性を感じられない。時は今しかない。

今日は友人を役所の支援課に繋ぎ、状況の説明と整理をした。こういうことを適切にこなしていると、自分が支援の手からこぼれ落ちるのも妥当だと感じる。一見して冷静で、おかしいところはなにもない。長期間観察しない限りは。帰り道、離人感が自覚可能なほど強く現れ、すぐにボールペンを買い、電車の中で状況のメモを書いた。少し前の幻覚・幻聴が現れた際にもそうした。感覚を忘れず適切に医師に伝えるためだ。全くもって正気。年末はメメントの主人公に激しく感情移入していた。つまり、過剰な正気さで狂気を制御しようとしている。

つまさきおとしと私を2巻分読んだ。ある種の純愛ハッピーエンドという感じでかなり良い。登場人物と自分を重ね合わせてLOVEの気持ちになった。話が広がらない、完全に閉じた世界が羨ましい。途中までweb上で読めたが、終盤は特によかったので買って悔いはない。久しぶりにFAを描きたくなる作品だった。