20240323

前勤めていた職場の同期と集まった。同期と話すと自然とライフステージの話になる。全員で近況を報告しあった。同期はもう2人結婚していて、1人は娘もいる。私は病気と婚姻の話をした。婚姻は嬉しいが、なんとなく不安が強いというような話をした。共感をしてもらい、アドバイスをもらった。状況が不安定な中生活を始めることについて、自分たちもそのような状況で入籍し、当時は不安がかなりあったがなんとかなるものだ、とはいえ生活する以上諍いは付きものであると覚悟していたほうがいい、それでもそれ以上に結婚して良かったと思えると思う、と言われた。身近な言葉に本当に救われるような気がして、不安感が薄れた。話せてよかったと思う。

昨日恋人と喧嘩した。些細な話題・今後の生活の案の一つのつもりで提供した動画を送ったら、一瞬で機嫌を悪くさせてしまい、とても混乱した。どうも相手にとっては言外のメッセージを与えていたらしい。最近は不安がとても強い。孤独を感じる。私と恋人(そして恋人と仲の良い数々の人間たち)の間では物事の認知の方式が全く異なり、本質的に理解し合うことができない。両者にとてつもなく深い溝がある事実が浮き彫りになり、自分が異物であると認識するたび、恋人と仲良くする人間に対する嫉妬心や孤独感が生まれる。問題が発生するとき、いつでも瞬間にあるのは、"怒られた""優しくない"というような幼稚な恐怖心だ。自分の感情表現は極めて未熟でどうしようもない。それと同時に頭では問題の構造的側面に過剰に注視して理解してしまい、深く絶望する。さらに悪いことに、私はその両方の感情や感覚を相手にうまく伝える術を持たない。頑張ってたくさん話して、2割も伝えられればいいほうだろうか。そしてその話振りの拙さは"問題を何も理解していない"と思われるのに十分だ。そのことがまた自分を絶望に追い込む。

ただ、このことは精緻に言語化しようとせずとも、言ってしまえばよくあるすれ違いなのだと思う。思った通りにはいかないこともありながらも、結婚してよかったと思えるのだと思う。今日はその感覚を裏付けるようなことを同期に強く説かれ安心した。この気持ちを忘れずに穏やかに過ごしたいと思う。